四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

出やすい側は表か裏か

 新聞の観戦記でも触れられていたが、振り駒の結果を歩が何枚、と金が何枚というように記録用紙に記入することが義務づけられた。一局の将棋において先手を得るか後手となるかは、プロにとってはまさに死活問題。その統計を厳密に取ろうという狙いらしいが、いささか証文の出し遅れという感は否めない。
 そもそも振り駒という手法そのものが、考えようによっては人の手によって意図的な操作がある程度可能ではないだろうか。振るものは違えど、賭博小説や漫画などにはサイコロで意のままに出目を操る設定が頻出する。それが将棋の駒になったと考えれば至難の技とはとても思えないだろう。
 第三者的立場にある記録係が振り駒を行なうプロはさておき、アマチュアにおいては対局の当事者、主に上手が駒を振ることがほとんどである。ある程度イカサマの訓練を積む、歩が出やすいように細工された駒を自ら持参するなどの姑息な企みによって、先手を引く確率を上昇させる輩がいないとも限らない。
 幸いにしてと言うべきか、コンピューター将棋においては以上のような問題は皆無である。先後の決定はプログラムの管理に委ねられ、両対局者の力と思惑の一切関係ない次元で決定される。ネット上を主たる対局の場に選んでいれば、むしろ振り駒という行為に馴染みがなくなるであろう。
 筆者などは逆に、何の前触れもなく先手後手が決まることに違和感を覚える。サイコロを振りどの箇所から杯を持ってくるかまで再現することの多い麻雀ゲームと同様に、コンピューター将棋でも歩を五枚振るという儀式を何らかの形で対局開始前に表示して欲しいというのは少数派の意見なのであろうか。
 四間飛車という戦法は先後どちらでも用いることができ、かつそれほどの差は生じない。相手との相性いかんによっては後手が欲しいと願うことすらある。かかる理由により先手後手の問題には比較的無頓着な筆者が述べるのもお門違いだが、冒頭の統計により歩は構造上の理由から表裏いずれかのほうが出やすいなどという結論が導き出されてしまえば、それはそれで問題なのではないだろうか。
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://4kenbisya.blog11.fc2.com/tb.php/80-58705961
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。