四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

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プロの実戦例を忘却していては…

第1図 今回はプロの実戦譜に移る前に筆者の将棋を御笑覧あれ。居飛穴に対して先手にも関わらず5六銀型で対抗した第1図、ここで▲6七銀がよくある手だが…。

  第1図以下の指し手
 ▲6四歩 △同 歩 ▲9七桂 △9三桂
 ▲4五歩 △4二飛 ▲8六歩 △4五歩
 ▲8五歩 △4四金 (第2図)

 プロの実戦例でこの形があったのは覚えていたが、具体的な手順は思い出せない始末。
第2図 ▲6四歩と仕掛けてはみたものの、いかんせんうろ覚えで指しているだけである。△4二飛の受けに▲8六歩はいかにも方向違いで、第2図となっては居飛車の猛攻を浴びそう。それでも意地で▲8三歩成は実現し、必敗形というわけでもなくまだまだ難しそうだったが、直後に致命的な悪手を指してしまい惨敗。
 第1図に戻って、プロはどう指したのか。次の一手だけで劇的に効果が上がるわけではないが、熱心な読者諸兄は先の展開まで考えて頂きたい。筆者の手順も部分的には参考になる。

第3図 第1図は2004年12月20日に行なわれた竜王戦6組の加藤アマ竜王-中村亮四段より。先後逆だが、筆者の将棋の第1図から▲9八香(△1二香)を省略すれば全くの同形である。

  第1図以下の指し手
       △4六歩 ▲同 歩 △6五歩
 ▲6八飛 △6六歩 ▲同 金 △6五歩
 ▲6七金引△8五桂 ▲6六歩 △同 歩 
 ▲同 金 △6四歩 ▲6九飛 (第2図)

 △4六歩▲同歩と突き捨てを入れるのは同じ。
第2図 続いて△6五歩が正しい手順。▲6八飛と受けられて居飛穴側に歩を渡すだけのようだが、角筋を通して△8五桂と跳ねるのが狙いの一手だ。対する先手も▲6六歩△同金▲同金で角の直通を防ぐ。▲6九飛は振り飛車に有効な手がないと見ての手待ちだが…。

  第2図以下の指し手
       △1三桂 ▲1七桂 △1五歩
 ▲同 歩△9七桂不成▲同 銀 △1六歩

 ここで端に桂を跳ねるのが後続手段だ。
第3図 ▲1七桂と受けるのは当然だが、そこで1筋を突き捨ててから△9七桂不成で一歩を入手し、△1六歩で居飛車の端桂を捕獲。急所の桂を捨ててそっぽの桂を取りに行く何とも奇妙な手順だが、居飛穴の端に傷を作ったこともあり充分成立しているようだ。
 本譜は以下中村亮四段が巧みな指し回しでプロの貫禄を見せた。筆者も実戦で一度真似をしてみようと思っていたのだが…いざ本番で手順を忘れていたというのはいかにも情けない。実戦で良く現れる形だけに、再び機会が巡って来ることを祈るばかりだ。
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