四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

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無策の理由を責任転嫁

 誰譲りか知らないが序盤の無策さで子供のときから損ばかりしている。筆者の四間飛車歴は十年を軽く越えるが、高校あたりまでは定跡などほとんど知らなかった。二十歳ごろからは数多くの定跡書で理論武装だけはしたものの、本の手順を外れると馬脚を表す場合が後を絶たない。
 繰り返される同じ過ちに対して、序盤力とでも言うべきセンスのようなものが身についていない、原因は自分にあるのだと常日頃から反省してきた。だが最近は、反対のことを考えるようになった。
 長い間4(6)筋に飛車を振り続けていて感じるのは、対四間飛車に用いられる戦法のバリエーションの豊富さである。かたや迎え撃つ四間飛車はというと、些少な形の違いはあるものの基本的には囲いの違いがそのまま迎撃態勢の違いとなる。それも現代では美濃・高美濃・銀冠・穴熊の四種類と言って良く、四間飛車側の陣立てはかなり限定されている。
 こうした状況をふまえた上で四間飛車党の視点から考えてみると、マイナーな部類に属する戦法のスペシャリスト相手が一番やりづらい。向こうは四間に振られるたびにその戦法を採用するわけだからある程度経験を積んでいる。対する筆者は経験が少ない。こうなると相性は最悪で、本来の実力が五分と五分なら序盤のセンスの無さを露呈してたいてい筆者が負ける。
 恐ろしいことに、これは何も戦法という次元だけの話ではない。ごくありふれた形から、滅多に採用されないような手順にある時誘導されたとしたら…。そしてそれは定跡書には載っていないか軽く触れられているに留まり、理論武装も通じない。
 このように原因は相手にあると考え直すのはただの責任転嫁であることも否めない。だが自分は経験が少ないが相手は充分、といった事態は四間飛車の方にはるかに起きやすいのも事実である。少なからず対抗形の居飛車側を持ち、その場合はたいていマイナーな戦法で相手を幻惑している(ものと思われる)筆者としては、双方の立場からそのことを実感している。
 どうにかして新しい駒組みでも開発して、戦法・囲いの次元でこうした状況を一時的にでも逆にできないだろうか。かつて藤井システムによってそれを実現した藤井九段は「振り飛車にも新しい囲いができないだろうか」といった趣旨の発言をNHK杯の解説で行なっていた。全くもって同感だが、プロで出来ないことを筆者が可能とは到底思えない。そしていかに温故知新とはいえ、今さら△6二銀型の早囲いや木村美濃などで戦う気は起きないのである。
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