筆者が角交換振り飛車を指さない理由はいくつかあるが、『角交換振り飛車 基礎編』
その一。まず、居飛車からの急戦を心配する必要がない。棒銀とか山田定跡は覚える必要がない。
→筆者の場合。急戦定跡はだいたい網羅してるつもりなので別に構わない。
その三。振り飛車から攻めることができる。角交換振り飛車は受けの戦法ではなく、攻めの戦法なのだ。これが従来の振り飛車とは一番違う点である。
→筆者の場合。受けの棋風なので自分から動く将棋は好まない。故に角交換振り飛車に魅力を感じない。
その四。居飛車穴熊対策が完備されている。振り飛車から急戦を見せているので、居飛車は穴熊に囲いづらいし、居飛車穴熊に組ませても、攻め筋がたくさんある。
→筆者の場合。別に居飛車穴熊に組まれても構わないと思って四間飛車や右玉を指している。
とはいえ、振り飛車党としてためになる手筋も多く、それなりに勉強になった二冊だった(余談ながら、『角交換振り飛車 基礎編』
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