四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不満な点は四間飛車の将棋が一局しかないことだけ

 最近本格的な自戦記が出てないなあ……と思っていたら、ビッグネームが満を持して登場した。
 そう、3連敗から奇跡の4連勝で逆転防衛、連続五期竜王となり初代永世竜王となった渡辺竜王の『永世竜王への軌跡』である。
 第1部の「自戦記編」では、計10局をユーモラスかつ初心者にも分かりやすく、将棋界特有の用語の解説なども交えて、対局中の心理なども赤裸々に告白しつつ綴っている。第17期~第21期の七番勝負の一局一局それぞれのエピソードなども語られており、ためになるだけではなく読み物としても面白い。
 第2部の「棋譜解説編」では、計31局を見開き2ページで振り返っている。図面、解説ともに豊富で、買ったその日に筆者はすべて盤で並べてしまった。
 当ブログ管理人としては、四間飛車の将棋が一局だけ(しかも先手藤井システムなので参考にならない)なのが唯一の不満点だが、それは仕方のないこと。第21期七番勝負の初戦、挑戦者の羽生名人が制した将棋は右玉の会心譜と言ってもいい内容で、非常に興味深いものがあった。
 値段こそ1800円とやや高めだが、ページ数は300を超えておりコストパフォーマンスとしては充分。『注釈 康光戦記』以来となるトッププロの記したこの一冊、文句なしにおすすめである。

 
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://4kenbisya.blog11.fc2.com/tb.php/258-df7d4d43
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。