四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

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▲6六銀型対松尾流の例のアレ

 筆者の実戦より。先手四間飛車対後手居飛車穴熊で、△4二銀と引いた瞬間に▲5五歩と仕掛ける定跡形となり第1図。形に差はあるものの、『四間飛車破り 【居飛車穴熊編】』P95や『将棋定跡最先端 振り飛車編』P71では△8五飛と引く手が最善とされているが……。

第1図  第1図以下の指し手
        △6五歩 ▲同 飛 △5四歩
 ▲2五桂 △5五歩 ▲3三桂成△同金寄
 ▲6二飛成(第2図)

 第1図から単に△5四歩は実戦経験があるが、△6五歩▲同飛△5四歩ははじめて指された手だ。この瞬間に▲2五桂と跳ねるのがポイント。『四間飛車破り 【居飛車穴熊編】』P96に載っている手で、二枚換えでも飛車を成り込み次に▲5三歩や▲7五角打が厳しく振り飛車が指せるという見解が述べられている。実戦もその通りに進み第2図。第2図

  第2図以下の指し手
        △4五歩 ▲5四歩 △4六歩
 ▲同 金 △7七歩成(第3図)

 いつも定跡で「これにて良し」から分からなくなる筆者としてはここからが正念場。△4五歩は高美濃の急所を突くいやらしい一手。△5四桂の筋を消すため▲5四歩と垂らしたが、単に▲7五角打の方が優ったか。△4六歩▲同金△7七歩成に▲7五角と出られない(△4六飛と金を取られる)ことに気づき愕然。さてどうする?

第3図  第3図以下の指し手
 ▲7五角打△8八飛成▲4二角成△同 金
 ▲同 竜  △3一銀  ▲5三歩成△4二銀
 ▲同 と  △7六角 (第4図)

 ▲7五角打に△7六飛なら▲5三歩成の予定だったが、本譜の△8八飛成の時もそう指した方が良かったかもしれない。▲4二角成以下金銀二枚をむしり取ったものの、△3一銀と受けられるとまだまだ穴熊はしっかりしている。ここで竜を逃げるわけにもいかないので、勢い▲5三歩成△4二銀▲同とと進むが、そこで△7六角と好防に打たれた第4図は雲行きが怪しい。
第4図
 以下▲5八歩△6九飛▲3一銀△同銀▲同とと進み、この瞬間が詰めろでないのでかなり怖かったが、実戦は△5四桂?とわざわざ角の利きを消してくれたので▲3二銀と打って必死をかけて勝ちとなった。
 △6九飛がやや甘く、△4一歩▲同となどと利かされていたら自信なし。同じように▲3一銀と打って攻めたときに△3二金と引くことができる。

 定跡形から変化され分からなくなる、というお決まりのパターンにはまりかけたものの、なんとか勝ちを拾えた一局。互いの指し手に何か疑問を感じた方がおられればご気軽にコメント下さい。
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