四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

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棒銀と見せかけて……

 今回も対四間飛車の将棋を紹介する。前回同様今回も筆者は後手番、△7三銀に対して▲7八飛と先受けしてきたのが第1図。しかしこの場合のみ棒銀は採用しないのがモットーである。

第1図  第1図以下の指し手
        △6五歩 ▲6八飛 △6二銀右
 ▲4六歩 △7三桂 ▲3六歩 △8六歩
 (第2図)

 この場合は△6五歩と突くのが最善。『四間飛車の急所3』P220や『四間飛車破り【急戦編】』P243にも載っている形なのだが、不思議と筆者の実戦に現れることが多い。▲6八飛にこちらも△6二銀右と戻し、棒銀から△6五歩早仕掛けへと変化。▲3六歩に代えて▲4七金もあるが、いずれにせよ振り飛車は一手遅れることになる。第2図の△8六歩をどちらで取るか?
第2図
  第2図以下の指し手
 ▲8六同歩△6六歩 ▲同 銀 △6五歩
 ▲同 銀 △同 桂 ▲2二角成△同 玉
 ▲6五飛 △8七角 (第3図)

 ▲8六同角なら△6六歩▲同銀△8六飛▲同歩△7九角で変化は多いが後手指せる。本譜の▲8六同歩には定跡通り攻めて▲6五同銀の局面が考えどころ。△7七角成▲同桂△2二角と指した経験もあるのだが、4一金型を活かす(▲2六桂の筋が甘くなる)ため△6五同桂と取った。△8七角が香上がりをとがめる一手。
第3図
  第3図以下の指し手
 ▲6三歩 △5一銀 ▲8五飛 △同 飛
 ▲同 歩 △9八角成▲8二飛 △7六馬
 (第4図)

 ▲6三歩は手順に△5一銀と引ける(ここでも4一金型が活きる)ので正直ありがたかった。▲8五飛にも臆せず△同飛と取り、△9八角成で香車をダイレクトに取れるのが大きい。▲8二飛に△7六馬と好位置につけた第4図は銀の丸得、振り飛車の左桂もさばけずで居飛車悪い理屈はどこにもない。
第4図
 実戦は以下▲4五桂△4二銀引▲8四角△6一歩▲6二歩成△同銀と進み、戦意を喪失したか相手が投了、筆者にしては珍しく60手という短手数での勝利となった。

 この「棒銀と見せかけて実は▲4五歩(△6五歩)早仕掛けでした」というパターンは筆者の裏芸中の裏芸で、負けた記憶は一切ない。逆に第1図から漫然と棒銀にすると▲6八金型に組まれて苦戦するので注意が必要である。
 それにしても四間飛車は自分で指すのももちろんだが、逆に退治するのも楽しい。大山十五世名人は振り飛車退治も得意だったが、筆者もかくありたいものである。
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