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四間飛車党の備忘録

四間飛車メインで振り飛車・相振り飛車・右玉なども含めあれやこれや綴っていきます。

△6五歩の仕掛けを逆用される

 2月7日に行なわれたC級1組順位戦第十回戦の日浦-窪田戦より。居飛車穴熊を採用した先手に対して、後手が△6五歩と仕掛けて第1図。この手が戦況にどう影響するか。

第1図  第1図以下の指し手
 ▲8八銀 △8五歩 ▲6八飛 △7一玉
 ▲5九金右△5二金左▲5五歩 △同 銀
 ▲6五歩 △4五歩 ▲5六歩 △4四銀
 (第2図)

 ▲8八銀と穴熊のハッチを閉めてから▲6八飛が機敏な一手。以下△7一玉▲5九金右△5二金左と玉形を整備し合って▲5五歩がうまい一手。△同銀と取るしかないが▲6五歩と取られてしまい、結果的に△6五歩の仕掛けを逆用される形となってしまった。
第2図 △4五歩▲5六歩△4四銀と進み第2図。ここに銀を引かされるようでは振り飛車としてはつまらない印象を受ける。先手の6五の位も大きく、ここでは先手の模様が良いと言ってよいだろう。
 実戦も以下先手ペースで進んだものの、終盤に逆転劇があり結果は後手の勝ち。窪田五段はこれで六勝三敗と勝ち越しが決定、規定により降級点が消えるという嬉しい結果となった。

 藤井システムを採用しない筆者は△6五歩と仕掛けることはまずないが、やはり▲8八銀が間に合う形ではこの手は成立しないのではないか、と考えさせられた一局。
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